6/7(日曜日)荻窪ツイン歯科セミナールームにて、
摂食嚥下(せっしょくえんげ)飲むこと、たべることのセミナーを開催しました。
東京医科歯科大学 高齢者歯科学分野 准教授の戸原玄先生と
日清オイリオの佐野氏に講演していただきました。
20名を超える方が参加され、地域在住の方以外にも、歯科医師、歯科衛生士、看護師、管理栄養士などの方々も遠方から参加されました。
戸原先生からは、摂食嚥下のメカニズム、脳卒中やパーキンソン病などの摂食嚥下障害の特徴や簡単な診断の方法まで詳しく説明していただきました。
参加者同士で実習しながらの形式で、楽しく学ぶことができました。
また摂食嚥下障害になり胃瘻になった方でも、摂食嚥下リハビリテーションが大事であることを実際の事例とともに説明していだき、食べる事が生きる喜びの一つだと再認識するお話でした。
日清オイリオの佐野氏からは、摂食嚥下障害の方が使用することの多い、とろみ剤、嚥下食 また摂食嚥下障害の方におきやすい低栄養について説明をしていただきました。
とろみ付けの実習も行い、初めて体験された参加者さんからは、活発な意見が交わされました。
低栄養がどのようなリスクがあるか、最近の研究とともに分かりやすく説明してくださいました。健康に良い油についてのお話もあり、参加者の方々からも参加してよかったとの感想をいただきました。
食べること、飲み込むこと:私たちの生活に欠かせない当たり前のことをサポートできるよう当院でもしっかち行っていきたいと思っています。
今後も、荻窪ツイン歯科では様々なテーマで患者さんへのセミナーを開催していく予定です。
次回は、小児歯科(お子さんのお口の健康について)のセミナーを開催します。
子供の歯並びやフッ素など歯のチェックはとても大事です。開催日が決まり次第、ホームページにアップします。よろしくお願いします。
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