月別アーカイブ: 2019年1月

フッ素の効果的な使い方⭐️

前回紹介した、虫歯予防に効果的なフッ化物フッ素)の使い方を紹介します。

🦷フッ化物洗口
フッ化物洗口は毎日1回の頻度で、歯の表面にフッ化物イオンを作用させることを狙いとした家庭でできる洗口法です。この方法は4歳以上に適した方法なので乳歯に対する虫歯予防効果は不十分であり、おもにはえたての永久歯の虫歯予防手段と言われています。
十分な予防効果を得る鍵は数年以上にわたって継続実施することです。また虫歯処置をした歯や矯正中で磨きにくい時期や、虫歯になりやすいタイプへの対策としても重要な予防方法です。

対象年齢)4歳から成人、老人まで広く適用されます。とくに4歳から開始し14歳まで継続することが望ましいです。その後の年齢においても生涯にわたって歯に作用させることが効果的です。
実施方法)フッ化物洗口の実施に際して、事前に水で練習をさせ、飲み込まずに吐き出せることが可能になってから開始します。
手順)歯磨き後、510mlの洗口液で全ての歯に行き渡るよう30秒ぶくぶくうがいします。
洗口後の注意)洗口後30分間はうがいや飲食物を摂らないようにします。就寝前が望ましいです。
管理上の注意)フッ化物の薬剤を溶かして使用する洗口液のタイプの場合、薬剤を溶かす水は新鮮な水道水でかまいません。ミネラルウォーターは硬度が高いものが多いので使用しません。洗口液は冷暗所に保管しておき、決められた期限内で使い切りましょう。
保存にはプラスチック容器が望ましいです。

🦷フッ化物配合歯磨き粉
フッ化物配合歯磨き粉を使用しない歯ブラシによる歯磨きの虫歯予防効果はほとんどないと言われています。
歯磨き粉の使用はうがいが出来るようになってから使用します。
フッ化物の種類と見分け方)歯磨き粉の成分表示の欄に「モノフルオロリン酸カルシウム」「フッ化スズ」「フッ化ナトリウム」のいずれかの表示があるかを確認します。また、化粧品と医薬部外品がありますが、フッ化物が配合されているものは医薬部外品です。
効果的な使用方法ダブルブラッシング)1回目の歯磨きは汚れの除去、2回めは歯ブラシにフッ化物配合歯磨き粉をつけ全体に広げます。3分ほど泡立つように磨き、歯磨き粉を吐き出し少量の水で1回のみうがいします。その後12間程度は飲食をしないことが望ましいです。

*フッ化物洗口とフッ化物配合の歯磨き粉を併用しても、フッ化物の過剰摂取にはなりません。

フッ素で、虫歯予防⭐️

フッ素は虫歯予防にいいと言われており、ドラッグストアなどにある色々な種類の約9割の歯磨き粉にはフッ素が入っています。しかし、どれくらいのフッ素の濃度が入っているのかしっかり記載されてない歯磨き粉が多いです。
フッ素が入っていても濃度が低ければフッ素による虫歯予防の効果も低いと言えます。

今までの歯磨き粉は高濃度といっても950ppmまでが最高濃度でした。(ppmはフッ素の単位です)それでは全く効果がないというわけではありませんが、フッ素濃度が500ppm上がるごとに6パーセント虫歯予防効果が高まるとされているので、虫歯になりやすい方はやはり高濃度がおすすめです。
そして2017年の3月、厚生労働省によりフッ素の濃度が1000ppm から1500ppmに引き上げられる認可がおりました。
昔からアメリカの歯磨き粉などは1000から1500ppmの濃度が一般的でしたのでやっと日本も追いつきました!

当院での高濃度フッ素配合のものは、チェックアップstandardという歯磨き粉をご用意しております。パッケージにも書いてあるように1450ppmフッ素が配合されています。

味はクセがなく泡立ちすぎないさっぱりとした使い心地です。
うがいを少なめの水で軽く1回だけにするとお口の中にフッ素が停滞します。

プラスで、、
特に就寝前の歯磨きは念入りにして、更にフッ素洗口をすると虫歯予防に効果的です。
当院ではチェックアップ、ミラノールという洗口液をご用意しております。
どちらもフッ素濃度は450ppmです。2つの違いは、チェックアップはそのまま使用できて、ミラノールはフッ素の粉を200mlの水で溶かして使用します。
歯磨き後、11回(就寝前が効果的)お口に洗口液を含み30秒ほどしっかりグチュグチュうがいをします。最後は水でゆすがないでください。

寝ている間は唾液が出ず虫歯になりやすい状態ですが、唾液がない分フッ素は口内に停滞しやすいので効果的です。
ぜひ高濃度フッ素の歯磨き粉チェックアップと
洗口液を併用して虫歯をしっかり予防して行きましょう!

歯牙破折?歯が割れる?

先日硬いものを噛むと痛むという患者さんのお口の中を拝見すると、左上の奥歯にヒビが入っていました。

これは”歯牙破折”と言われるもので、歯の食いしばりや歯ぎしりをする方、神経を取って弱くなってしまった歯などに多く見られます。

◆歯を失う主な原因◆

1位・歯周病

2位・虫歯

3位・歯折・その他

となっています。意外と多い事がわかります。

無菌処置をするため、薄いゴムのシート(ラバーダム)をかけます。

少しづつ削っていきます。細菌が侵入していないところまで、削りました。

処置後は接着剤でしっかり固定します。

その後このままではしみてしまうので、仮の歯をつけました。

後日症状は落ち着き、しっかりとお食事が取れるとの事で安心しました。このヒビが奥まで繋がってしまうと神経を取らなければいけません。

対策としては、歯ぎしりする方はマウスピースを夜間つけていただく、スポーツなどトレーニングする方で、食いしばる方はトレーニング用のマウスピースをつけていただく等です。

被せ物が割れたり、取れたりする事も噛み合わせが原因かもしれません。

何かあればお気軽にご相談ください。

新年明けましておめでとうございます🎍

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は皆様に大変お世話になりました。

来院者様にお会いできたことに感謝いたします。

本年も皆様のお口の健康に精一杯サポートさせて頂き、スタッフ一同丁寧な診療を心がけてまいります。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

2019年1月5日

荻窪ツイン歯科医院スタッフ一同