歯医者さんへ初診でかかった際に、問診票や歯科医師・歯科衛生士などに「喫煙はされますか?」と聞かれた事はありますか?
実は喫煙による歯へのリスクはとても大きいのです!🥲🚬
タバコの煙について
タバコの煙には、4000種類以上の化学物質、約250種類の有害物質が含まれています。
歯だけではなく、全身疾患へつながる悪影響を及ぼす可能性があるんです。
また「自分だけ害があるだけならいっか」と思っている方、とても危ないです。
タバコの煙を吸って(受動喫煙して)しまっている子供は、
タバコを吸っていない家庭と比べて3歳までに虫歯になるリスクが2倍になる
という研究結果が京都大学から発表されています。
受動喫煙により、唾液の成分が変化し虫歯の原因菌が活発になってしまうそうです👿
また歯周病のリスクも高まります。
杉並区でも「区内全域で歩きタバコとポイ捨てが禁止されています。特に、駅周辺や商店街など人通りの多い場所は「路上禁煙地区」に指定されており、これらの地区では立ち止まっての喫煙も禁止されています」と掲載されています。
皆さんのお住まいの地域によってルールは異なりますが、他人を守るためにも外出時は喫煙所以外でのタバコはやめましょう。
歯周病や虫歯だけじゃない!歯へのリスク
よく喫煙により、歯周病や虫歯になるということは報告されていますが歯へのリスクはそれだけではありません。
口臭はもちろんのこと、歯肉への色素沈着により見た目(審美性)の悪化・急性壊死性潰瘍性歯肉炎・白板症になる可能性があります。
急性壊死性潰瘍性歯肉炎は歯と歯茎の間の先端がただれて、出血したり飲食時に痛みを伴ったりします。
時々極度の口臭になる方もいます。
白板症は、歯茎や舌、口腔内のどこかに白いカビのような白斑がつく症状です。
擦っても落ちないのが特徴で、粘膜が白くなる病変です。
自然に消えることはほぼなく、長くそのままとどまることが多いそうです。
基本的にはそのまま経過観察で様子を見ていきますが、3-5%ガン化する可能性があるそうです。
電子も加熱式も注意が必要!
電子や加熱式(iQOSなど)は紙タバコよりリスクが少ないと思われがちです。
もちろん比較をするとリスクは減りますが、だからと言って体へ無害なわけではありません!
電子はニコチン入りだと体への害はありますし、加熱式は発生する蒸気によって他人に受動喫煙をさせてしまう可能性があります。
まとめ
ご自身の歯の健康や他人を守るためにも禁煙や節煙を目指しましょう!
喫煙をされる際は許可が出ている場所で行ってくださいね🚬
口臭予防も兼ねて歯磨きやケアも入念に行ってください🪥
当院では多数の自費診療をはじめ、虫歯や歯周病検査などの保険治療も行っております。
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