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2015.10.27

遠心分離機届きました!骨再生に

この遠心分離機を使うとCGF(Concentrated Growth Factors)というものが作れます。

通常、怪我をして血管が破れると、その血管の穴を埋めるために血液中の凝固因子が刺激されてフィブリンという物質が形成され、傷口をふさいで出血を止め傷の治りを促進します。CGFとは、このフィブリンを人工的に作製したもので、患者さんご本人から採血された血液(10cc)を、Medifugeという遠心分離機にかけて作製します。患者さんから採血した血液に、添加物(抗凝固剤や凝固促進剤など)を一切加えずに作製できる完全自己血液由来のフィブリンゲルです。
CGFは、損傷された組織の再生・治癒に働く「成長因子」を多く含んだ血小板がさらに濃縮されているもので、以下の利点があります。
1.手術後の痛みを少なく、そして傷の治りを早くする。
2.血小板・成長因子が豊富に含まれた、完全自己血液由来のフィブリンゲルのため、骨の少ない所に使用すると、その再生
が早くなる。
3.その結果、治癒期間が短縮する。

インプラント治療時に骨がない場合は、採血をして行うことがあります。

出来上がったCGFです

また、遠心分離機でAFG(Autologous Fibrinogen Glue)という血漿がとれます、これと人工の骨を混ぜることでこの様な塊になります。これが骨の再生を手助けしてくれます。

こちらは出来上がったAFG

現在、再生治療やインプラント治療など様々な最先端の技術が生まれています。当院は外科なども得意としていますので、複雑なインプラント治療などお気軽にご相談ください。

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