ブログ

2019.07.27

気になる口臭

口臭には生理的口臭と病的口臭があります。

生理的口臭…食べ物(ニンニクやネギなど)、お酒、タバコなどによるもの。

病的口臭…お口の病気(虫歯や歯周病)、胃や腸などの病気によるもの。特に病的口臭の8割はお口の中の虫歯や歯周病が占めている。

ということは、お口の中のケアが口臭予防に1番重要なのです!

なぜ虫歯や歯周病で口臭が?

虫歯:穴が開いたところに食べカスなどがつまり腐敗臭が出る。

歯周病:①歯肉が下がり歯の隙間ができて食べ物がつまりやすくなる。

②歯周ポケットが深くなり細菌がポケットに溜まっているのでそれを放置すると細菌が増殖しさらにガスが発生し出血や膿が出て悪臭を放つ。

口臭の変動

●ストレス…緊張したりすると唾液量は減り口臭が強くなります。口臭を過度に気にしすぎていると、人が近づくだけで緊張し口臭が強くなってしまうと言われています。

●日内変動…口臭は毎日常に一定の濃度で臭うのではなく絶えず変動します。起床時、歯ブラシをするか朝食を取るまでは誰もが口臭があります。食後は口臭は低下しますが時間とともに増加します。

●月経…生理中、歯周病で歯肉が腫れている人は口臭が強くなると言われています。しかし歯肉が健康な人は特に変化はないと言われています。

●子供の口臭…ほとんどは扁桃腺由来のことが多いですが、中には乳歯から永久歯へ生え変わる時期での不十分なブラッシングも関連しています。

予防するには?

もちろん日頃の歯磨き、デンタルフロスや、歯間ブラシをしっかりすること、そして定期検診による虫歯や歯周病のチェック、クリーニングが1番です。

口臭予防のために日頃からできること

●唾液を出すこと

①規則正しい生活、ストレスを溜めすぎないことで体は唾液を作りやすくなります。

②唾液腺のマッサージをする

③こまめな水分補給。お茶やお酒などの利尿作用があるものは控えめにしましょう。

④朝食を食べる。起床時は特に口臭が強くなるのでよく噛んで唾液を出ししっかり歯磨きをするようにしましょう。

⑤キシリトールガムを食べる

⑥舌を動かす。歯がきちんと磨けているか確認のために歯全体を舐めてみてください。唾液も出るし磨き残しのチェックも出来るし小顔効果もあるし、、、一石三鳥です♪

●ミント系のタブレットを摂りすぎないこと。一時的に口臭は抑えられますがミントでお口の中がスースーし乾燥しやすくなり口臭の原因になります。

●舌の汚れを取る。舌専用のブラシ、又は普通の歯ブラシで優しく掃除をしましょう。