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2020.04.06

歯ブラシはばい菌だらけ

歯ブラシを使い終わった後どうしていますか?水で洗うだけで濡れたまま放置する方が多いと思いますが、それだけですと歯ブラシは細菌だらけになるのです。お口に入れる歯ブラシが細菌だらけとはショックですよね。

歯ブラシを清潔に保つためには消毒する必要があります。なぜなら「細菌の繁殖を防ぐため」です。歯ブラシにはなんと1億もの細菌が繁殖していると言われています。口の中に入れるものなので清潔にしておきたいですが、水洗いだけでは限界があります。また、濡れたままにしておくとさらに細菌が繁殖してしまいますので、使った後はタオルで水気を拭き取り乾燥させましょう。

いろいろな消毒の方法

1.安全な消毒液を使用する

赤ちゃんがいらっしゃるご家庭なら哺乳瓶の消毒液「ミルトン」を使ったり、うがい薬の「イソジン」を水を入れたコップに数滴入れて歯ブラシを入れて振る。※イソジンの色や匂いがつく欠点あり

2.紫外線を使った除菌器

水洗いをした歯ブラシを入れるだけで除菌ができる

3.重曹水につける

水100mlを入れたコップに重曹小さじ1を入れて、歯ブラシを漬け込んでおく。※食用や薬用の重曹を使うこと

4.エタノールをかける

使用後水洗いした歯ブラシに吹きかける。次に歯ブラシを使うときにはよく洗い流してから使うこと。

⚠️消毒で注意すること

熱湯…消毒というと熱湯消毒を思い浮かべると思いますが、歯ブラシには向いていません。毛が傷んだり、もちが悪くなります。

漂白剤…まな板やふきんの消毒に「キッチンハイター」を使う人も多いですが、劇薬なので絶対に使わないでください。

歯ブラシの使い回し…家族や恋人と共有すると、細菌まで共有することになります。きれいに磨けている人でも1000〜2000億もの細菌がいると言われています。

アルコール…手洗いの後にアルコール除菌をする方もいると思いますが、アルコールは70%の濃度が維持できなければ消毒効果が期待できないそうです。

歯ブラシは月に一回のペースで取り替えましょう。しかし、月に一回替えていれば清潔というわけではないのです。消毒しなければ細菌は繁殖してしまいます。皆さんも歯ブラシを消毒する習慣をつけてみてはいかがですか?